第12回海老名ガールズラグビーフェスティバル(番外編)

先日の記事にもありましたが、4/29に開催された海老名ガールズラグビーフェスティバル中学生の部においての番外編です。

この日に神奈川プリンセスのOGである殿川すずさん(高1)がレフリーデビューをしました!

OGといっても、去年まで神奈川県女子代表選手として一緒にプレーしていたばかりです。

すずさんにレフリーを志した理由を聞いてみました。

「12年間選手としてやってきて、試合とかでルールの分からないところとかよく家で教えて貰ったりしてたので自然にレフリーにも興味が湧いてきて、ちょうど選手を続けるか考えてたところだったので、レフリーの道に行ってみてもいいかなと思いレフリーを目指しました」との事。受け答えも明確で素晴らしい。

立派な姿です。

ちなみに、「よく家で教えてもらっていた〜」とありますが、これはお父様の事なんです。実はそのお父様もレフリーとして現在もご活躍されているのです。私もタッチジャッジをしている時に色々とご指導頂いた事があります笑

そしてなんと!この日に親子でレフリーとアシスタントレフリーとして試合を担当されたのです!

中々こんな事はないんじゃないでしょうか。お揃いのオレンジのウェアを着ているのがわかりますかね?お父さん、アシスタントとして娘のジャッジが気になって試合どころじゃない?

 

無事に終えて良い表情されていますね!

 

しかもすずさんは、現役選手としても活動を続ける予定との事で、最近は様々な二刀流という言葉を耳にしますが、レフリーとプレーヤーの二刀流というのは他のスポーツでも中々いない存在ではないでしょうか!?

これからの経験を是非後輩たちにも伝えていって欲しいです!

プリンセス卒業生はプレーヤー、レフリー、トレーナー、指導者、裏方などラグビーとの関わり方は様々です。

ラグビーは選手が主役かもしれませんが、相手チームやレフリー、それらを支える人々の存在があり、一緒に協力して初めてひとつの試合を作っていけるものだと思います。どの立場も絶対に欠かすことの出来ない非常に大切な存在なのです。どの道に進んでも活躍されている姿は本当に輝いています。

 

また、今回のフェスティバルも神奈川のチームに他県の選手が加わって試合をしたりと、これもまたラグビーというスポーツならではの良いところではないでしょうか。

3月の東日本大会の再戦かのような息を呑む展開の激しい試合もありました。今回共にプレーした仲間が次は対戦相手として立ちはだかる事になるかもしれませんが、皆ラグビーというスポーツに青春をかける仲間である事を忘れずにお互いを高め合って欲しいと思います。

神奈川プリンセスはラグビーに関わる全ての方を全力で応援しています。

 

U13(中1)

 

U15(中2・3)