第17回 関東ガールズラグビーフェスティバル

2024/03/17

4年ぶりに「関東ガールズラグビーフェスティバル大会」が、関東ラグビーフットボール協会主催のもと熊谷で開催され、神奈川プリンセスから23名の選手が参加してくれました。

選手の皆さんたちは、早朝から遠方の移動でも元気に集合場所に来てました。

送迎していただいた保護者の皆さま、大変お疲れ様でした。

幸い天気にも恵まれ、各カテゴリーで計2試合組まれたゲームを満喫してくれたと思います。

擦り傷が多くなってしまい、痛い思いをしてるかもしれませんが、それは全力でプレーした証拠です。

果敢にタックルに入る勇気、タックル受けても少しでも前に出る勇気、ラグビーを楽しむ勇気、ベンチにいたコーチや観戦してた父母皆さんに感動と喜びを与えてくれました。

本当に素晴らしかったです。

次は海老名で再会しましょう。

 

【U10 Cチームレポート】

今回、U10 Cチームは神奈川プリンセス6名と小金井RSから1名、八王子RSから1名のお友達との混合チームでした。

開会式後に自己紹介をして、お互いの名前を覚え、1試合目のポジション決めをしました。

チームの目標は特に決めませんでしたが、担当コーチ陣と日体大女子ラグビー部のお姉さん(樋口真央さん、根塚智華さん)は楽しくラグビーをしてほしいと思い、アップメニューに遊びの要素も入れながら、チームが盛り上がっていくのを見守っていました。

1試合目はチーム(深谷、川越、小金井、八王子の合同)と対戦しました。

はじめは緊張もありチーム全体の動きが少し固かったりしましたが、トライを1本先制すると徐々に緊張も和らぎ、次第に仲間同士で声をかけ合うようになりました。

3年生が多いチームでしたが、みんながチームに貢献し、トライを取り切る姿を見せてくれました。

結果はトライ数9-3で勝利しました。

2試合目のキックオフが約1時間後のため、補食と休養に時間を取った後、ポジション決めをしました。

普段のチームとは異なるポジションや体力に自信がない選手もいましたが、サポートについてくれた大学生の後押しもあり、試合に入りました。

相手はAチーム(ARUKAS 、ふくじゅ草、所沢の合同)でしたが、1試合目とは異なり開始直後から怒涛の攻撃が始まりました。1試合目と比べるとしっかりポイントを作り、パスをまわして周りをいかすラグビーがとてもよくできていました

普段と異なるポジションをした選手もトライを取り、仲間から祝福される姿が印象的でした。

結果はトライ数13-2で勝利しました。

2試合を通じて大きな怪我なく、ラグビーが楽しくでき、新しいお友達が増えた1日だったと思います。

主催者の皆さま、1日サポートをしてくれたクラブチーム、大学生の皆さま、レフリーをしていただいた各スクールコーチの皆さまに感謝申し上げます。

U10 Dチームレポート

初めてコーチングを担当させてもらったDチームは、試合が始まる前から終わる時まで、いつでも選手間でコミニュケーションを取りながら、フェスティバルを楽しめているように見えました。

その他、日体大選手方々から教わったドロップキックなどを試合で「チャレンジ」している場面も見られました。

自分たちでのポジション決めや、前後半の出場時間を平等にするためなど、率先しながら話し合いをしているところは、3.4年生とは思えないほどチームの良さが輝いていました。

最初の試合は、自分たちより身体の大きい選手がいる中でも華麗なタックルやボールキャリーを見せ、見事先制Tryを決めました!

ディフェンスでも前半0点で抑え、後半は相手に1Tryを許すも負けずに前へ進み、勝利を掴み取りました。

試合後のチームトークでは、「パスを回してトライができなかったから、2試合目はパスを意識して試合をする」とチーム目標を設定し、次の試合へ挑みました。

2試合目は、全体的に個々の身長やフィジカル、スキルの高いランをする相手チームに戸惑ってしまい、「パスでトライをとる」ということができず、2Try差で前半が終了。

ウォーターブレイクでは、「相手がデカくてもタックルは絶対入ってね!」「外までボールを回せばトライは取れる!!」など、自分たちで修正点を振り返り、後半は前半の反省を生かして外までボールを回し、ベンチの選手たちも外からアドバイスをしながら「全員ラグビー」でプレーし、見事同点まで追いついて試合終了となりました。

最後の振り返りでは、「パスを回してトライできたからよかったね」と、笑顔で振り返りをしていました。

次のガールズフェスでは新体制になり、ばらばらになってしまいますが、新5年生は強いタックルで粘って欲しいと思います。

新4年生は、新3年生を引っ張りながら今回みたいないいボールキャリーで、チームを作り上げていって欲しいと思います。

初めてチームを担当して最初は戸惑いもありました。

でも、選手たちがラグビーを全力で楽しんでいる姿を見て、コーチングをしている私自身も楽しめることができ、とてもいい経験をすることができました。

この様な機会を与えていただき、ありがとうございました!!!

プリンセスOG

U12 Fチームレポート】

U12は、1チームのみのエントリーとなり、東北のスクール選手たち6名と合同チーム編成となりました。

やはり、最初はみんな遠慮がちでしたが、そこは時間が解決してくれると思い、選手たちのコミュニケーションを信じてアップを開始しました。

東北の選手たちは、ラグビースキルは勿論のこと、コミュニケーション能力も併せ持ち、その場を和ませてくれるラ・ガールたちでした。

1試合目は、相手のフィジカルとボールキャリースキルが高く、劣勢で試合が進んでしまい、チーム目標にしてた「コミュニケーション」が思うように行かず敗戦…

その反省も踏まえ、もう一度チーム目標を確認して挑んだ2試合目、出だしは好調で連続Tryを取るも、前半途中で立て続けにTryを許してしまい、このままネガティブな方向に流れてしまうのか…

いや、彼女たちが持つコミュニケーション能力がベンチメンバーも一体化させ、選手たち自らチームを立て直し勝利を掴み取りました。

ゲーム後も笑顔が絶えることなく「ワンチーム」となれたところで、フェスティバルを終えました。

時間の関係で閉会式が執り行われなかったため、チームの解散を惜しみながら、それぞれお別れです。

次の再会は、東日本大会で敵チームとして戦う時でしょうか。

選手皆さんの成長が楽しみですね。

以上、各チームのレポートになります。

また、うれしい事にチーム帯同してくれた女子選手の中には、プリンセスOGも参加してくれてました。

 

最後になりますが、開催にあたり、関東ラグビーフットボール協会の皆様、埼玉県ラグビーフットボール協会の皆様、運営に携われた関係者の皆様、チーム帯同いただいた各チームの女子選手の皆様、帯同いただいたレフリーの皆様、フェスティバルに参加した各スクールコーチ、選手の皆様方には、この場をお借りして感謝を申し上げます。

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